患者数

現在我が国の患者数は、推定6,000人程度とみられていて、決してメジャーな疾患とは言えません。
しかも、最も厄介で、国の難病指定をも受けている原発性肺高血圧症ともなると、更に希な病気となり、恐らく患者数は1,000人にも満たないでしょう。
ただ、これには発症患者数がただ単に少ないという以外の理由が存在します。
他の症状に比べ、原発性のものは、非常に死亡率が高いのです。
大抵の人は、診断時に余命を告げられると言われていて、長年闘病生活を維持している患者さんが少ないんですね。
加えて、完治する肺患者さんもいますから、恐らくこの数値は、そう大きく変動しないのだろうと思います。

膠原病と同様、不治の病だと思われがちですが、実際、完治の困難なものはごく僅かです。
ですから、新たに発症する人もいれば、完治する人もいます。
これもまた、医学の発達した日本での患者数が少ない要因の一つと言えるでしょう。
ただ医学が発達したが故に、年々患者数が増加しているのも事実です。
それは新たな薬の開発や発見によって、命を維持出来る患者さんが増えて来ているからで、喜ばしい情報ではあります。
ただし有効だと言われている医薬品は、いずれもかなり高価です。
健康保険が適用されるのにも関わらず、最近は、十分量投与出来ない患者さんも少なくないのだそうです。
1人に年間何千万もの医療費を負担するのが難しい保険組合もあります。
そこで強制的に脱退させたり、医療機関にセーブするよう申し出る組合もあるとか。
ですから、このままで行くと、、また患者数が減るかも知れません。
本当にみんながみんな完治して数が減少するなら嬉しい事ですが、そうでない形で減少するのは、とても悲しい事ですよね。
出来る事ならそういう現象を招かないように、薬が、早く安価に入手出来るようになってもらいたいものです。

0歳で発症する人もあれば、70代・80代で発症する人もありますし、原発性肺高血圧症は、全くの健康優良児でも突如見舞われる事が多々あるようです。
そして、原因が解明出来ず、臓器移植以外、適切な治療法もない。
一応今のところ、その患者比は、男性よりも女性の方が多く、比較的高齢者よりも、子供や若い人の方が多いと言われているものの、これには何の根拠もありません。
ただ単に今現在の統計から出したデータに過ぎず、例え高齢者であっても、男性であっても、発症する可能性は十分にあるのです。
世界的に見ると患者数は250万人を超えているようですが、我が国だけに限って言えば1億を超える人口の中で、たった数百人ほどの病気。
という事で、まだまだ患者数の少ない病気ではありますが、やはりある程度の知識を持っておいた方がいいのではないでしょうか。

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どんな病気?
膠原病性肺高血圧症
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